2013年2月22日金曜日
明大が国際大を傘下に
国際大は全授業が英語で進められており、途上国からの留学生が多いのが特色である。
ただ、国内での知名度不足などから将来的な経営不安を抱えていた。
そこで明大の知名度や人気を生かして学生獲得を、と考えた様である。
明大も国際大の外国人教員らを招いて英語による授業を充実させる等のメリットがあると判断した様だ。
1月に両学校法人は”系列法人化に関する協定”を結んだ。
期間は4月から5年間。
私がダートマス大学で日本語を教えていた頃(1990年)、ダートマスには世界で最初に創られたMBAコースがあった。
そして、その当時すこぶる経済状態が良かった日本は経団連を中心に国際大学を創立する事にした。
確か、慶応大学と共同で大学MBAコースを設立した事が国際大学の始まりだったように覚えている。
それが、今回この様に明治大学と系列化する事になったのはなぜなのだろう。
新潟の魚沼に創立された当時、「日本で都心から随分離れたところにこの様な大学を創って大丈夫なのだろうか」と思った。
ダートマス大学はアメリカの中でもとてつもない田舎にあるが、アメリカではそれは当たり前である為、都会ではないがダートマスにはエリートが集まり、特に経営学のレベルはとても高い。
1990年代には自慢の大学であった。
都心から離れた秋田や会津でも努力されており、日本全体でも幼児教育や大学教育で国際化を推し進めているが、初等、中等教育では未だ一部を除いて国際化は進んでいないのが現状であり、教育の一貫性が徹底されていないのが問題である。
gto
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very good
返信削除これからの日本の教育を考えること
返信削除「続き」は「つづき」で「つずき」ではありません
返信削除AL